デッサンの授業で学べることとは?

デッサンの授業で学ぼうとする人

イラストを描く上で一番の基本はデッサンです。
専門学校の授業でも基本としてしっかり行われています。
中学や高校時代から、美術の授業や部活動などでしてきた方も多いでしょう。

しかし、デッサンで何が学べるのかはちゃんと知らないという方もいるのではないでしょうか。
それだと、何度デッサンをしていっても実力が磨きづらくなってしまいます。

この記事では、デッサンの授業で学べることを紹介していきましょう。

観察力

デッサンで一番求められるのは「観察力」です。
見たものを見たまま描く、のがデッサンだからです。
これは簡単なようでとても難しいことです。

例えばバナナを描くのにも、バナナの形、重さ、柔らかさなど、表現すべきことは多くあります。
これをただ表面的に見るだけだと、のっぺりとしたデッサンになってしまいます。

観察力とは、そのものが持っている情報をどれだけ多く受け取ることが出来るか、と捉える方がわかりやすいですね。

表現力

表現力は、デッサンするものを観察して受け取った情報を絵として表現する為に必要になります。
どんなに正確に情報を受け取ることができても、それを絵として表現出来なかったら意味がないからです。

表現力を磨く為には、どう描けばより本物のようなイメージを伝えることが出来るのか、ひたすら描いて感覚を掴んでいくしか方法はありません。

デッサンは、自分が絵で表現できることを広げる為にも大切なんですね。

客観的に絵を見る力

デッサンで絵を描いていると、自ずと本物と見比べる癖ができます。
「これはちょっと輪郭がおかしいな」「もうちょっと柔らかそうに見せたい」と客観的に絵を見て判断出来れば、より本物と似せた絵を描けるようになりますね。

デッサンは物体を正確に捉える為の訓練です。
イラストを描いて仕事をしていきたいなら、正確に描けることは第一条件。
しっかりと基礎から学んでいくことが、より高いレベルのイラストを描く為に大切なことです。

まとめ

ここまで、デッサンの授業で学べることを紹介してきました。
何も知らずにただ絵を描いているよりも、力になっていることを実感出来たのではないでしょうか。

デッサンはイラストの基本中の基本です。
最初は退屈に感じてしまうかもしれませんが、練習を続けるうちに自分の画力が上がっていることに突然気づくことができるようになります。
是非、授業でも真剣に取り組んでみてくださいね。

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