デッサンを練習していくことで、イラストを上達させたい方は多いですよね。
しかし、近年は紙に書くアナログのデッサンと、パソコンを使うデジタルでのデッサンがあります。
どっちで練習していくべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、デッサンを練習する際に最適な道具と方法を紹介していきます。
参考にしてみてくださいね。
最初はアナログから描くのが手軽でおすすめ
デッサンは、アナログでもデジタルでも学ぶことが出来ます。
しかしデジタルだと初期費用がかかってしまうことを考えると、紙と鉛筆があれば出来るアナログでのデッサンがおすすめです。
また、デジタルでデッサンをするとなるとどうしても室内になってしまいますし、いつでもというのは無理があります。
どこでも描けるというわけではないという点で、アナログの方が手軽でやりやすいと言えます。
アナログのデッサンにあると最適な道具
アナログでのデッサンに必要なのは、基本は紙と鉛筆です。
しかし、もっと快適にデッサンをする為には以下の道具を揃えるのがおすすめです。
- ケント紙(厚くて表面がツルツルしているので描きやすい)
- 3H〜3Bまでの鉛筆(それぞれ硬さや濃さが違うので描きわけられる)
- カッター(鉛筆の芯を長く露出させるため)
- 練り消し(消したい部分だけを消せる)
- デッサン人形(描きたいポーズを練習できる)
これらの道具を揃えると、デッサンを練習する上での上達スピードも上げることが出来ます。
ただ、最初に全てを無理に揃えようとすると、お金もたくさんかかってしまいます。
揃えられる範囲で、少しずつ揃えていきましょう。
アナログのデッサンがデジタルでイラストを描く時も役立つ
アナログでデッサンを練習したら、デジタルで描く時に苦労するのでは?と不安に思う方もいるでしょう。
安心してください。
ゆくゆくはデジタルでイラストを描いていきたい、と思っている方もアナログでのデッサンが役立ちます。
物体を正確に捉えて表現するという本質の部分は変わらない為です。
また、アナログでのデッサンで鉛筆を寝かせたり、時に濃く描いたりすることで立体感を出したりした経験は、そのままデジタルのイラストに活きます。
むしろ、デジタルではボタン一つで何でも変えることが出来てしまう為に自分で表現するという感覚が掴みづらい分、アナログで練習しておくべきだとも言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回の記事では、デッサンを練習する際に選ぶべき方法や、あると便利な道具について解説してきました。
アナログでもデジタルでもデッサンの練習は可能です。
しかし、初心者がデッサンの勉強をしていくのなら、まずは手軽なアナログからデッサンを練習していくのがおすすめです。
専門学校などでは、鉛筆の持ち方や削り方にいたるまで基礎から教えてもらうことが出来るので、もっと専門的に学びたい方は進学も視野に入れてみるのも良いのではないでしょうか。