イラストレーターに必要なスキル

今回はイラストレーターとして持っておかなければならないスキルとは、一体どのようなものかについて述べていきたいと思います。

どんなスキルが必要か？

一番大事なのは、やはり描く力

これは大前提ですが、やはり描く事がメインのお仕事なのでそれなりの画力が求められます。また、ただ上手い絵が上手ければ良いという訳ではなく、クライアントやお客さんの要望に応じて絵を描く必要があります。ですので、状況の変化に合わせられるような柔軟性や臨機応変さが何よりも大切です。

他の人にはない個性

イラストレーターとして一番の武器になり得るのは、他の人には無いオリジナリティでしょう。いくら技術的に優れていたとしても、他の人でも真似できるような絵では大きな躍進には繋がりにくいと言われています。反面、絵に個性があれば見た人の記憶にも残りやすいですし、業界からも貴重な存在として見られる事が多いです。イラスト業界は人口が増加し続けていますから、そういった自分にしか無いような個性や魅力を発信していく事で、今後お仕事を受注する際も有利になるでしょう。

描く事に対する意欲

イラストレーターとしての道を進んで行く上では、技術や個性の他に意欲というものも大切になってきます。やはりイラストレーターは描く時間に多くを費やすので、長時間描き続けられるような集中力や意欲が重要です。その上それを何日も繰り返していくのですから、描く事に対する熱い情熱がないと人によっては厳しいかもしれません。またフリーランスの場合は描いた枚数によって金額が決まるのですが、イラストレーターだと一枚あたりの単価が全体的に低く設定されているため、イラストレーターの仕事一本だけでやっていくというのは厳しい部分があります。よって、フリーランスのイラストレーターを目指す場合は尚更、描く事に対して強い信念が無いと続けて行くのは厳しいかもしれません。

コミュニケーション

イラストレーターは常に1人で絵を描くという訳ではありません。時には周囲の人間と話し合って制作を進める事もあります。ですから、目標としているような形に仕上げてゆく為にも、関係者とコミュニケーションを交わして絵の方向性を確認し合う必要が生じます。また、イラストレーターは基本的に個人作業ですが、時にはアイデアを発案したり企画を発表する事もあるので、そういった時に自分の考えを相手に上手く伝えられるようなコミュニケーション能力が重要になります。