イラストレーターの仕事は特別な資格を有していなくても、必要なスキルさえ所持していれば誰でも従事することが可能です。
しかし、イラストレーターを目指す上で取っておくべき資格というのは幾つか存在します。
今回はそんな資格を幾つか紹介していきますので、これからイラストレーターを目指す方などは参考にしてみて下さい。
イラストレーターとなるために必要な資格は存在しない
Photoshopクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験とは、画像編集ソフトの1種である「Photoshop」の技術を確かめるための試験です。
試験の難易度はスタンダードとエキスパートの二段階に分けられており、スタンダードでは「Photoshop」の基本操作と基礎知識、エキスパートでは基本操作と基礎知識に加え操作技術が出題されます。
「Photoshop」はイラストレーターが使う機会の多い、写真の加工や合成を行うソフトです。
Photoshopクリエイター能力認定試験に合格すれば今後の就職活動で有利になります。
Illustratorクリエイター能力認定試験
Illustratorクリエイター能力認定試験とは、画像編集ソフトの１つである「Illustrator」の技術を確かめるための試験です。
試験の難易度はPhotoshopクリエイター能力認定試験と同じくスタンダードとエキスパートが存在し、エキスパートの方がスタンダードより専門性の高い内容となっています。
「Illustrator」はロゴやレイアウトを作成する時に使用されます。
「Illustrator」は「Photoshop」と同じく、イラストレーターが業務で使うことの多いソフトなので、取得すれば将来的に有利になるでしょう。
色彩検定
色彩検定とは「色に関する知識や技術がどれほどのものなのか」を確かめるための試験です。
試験は1級から3級までの3段階に別れており、いずれも色の基礎知識や配色技術など幅広い問題が出題されます。
Photoshopクリエイター能力認定試験などのようにクリエイティブな試験ではありませんが、採用側はセンスよりも「一般的な知識・技能を有しているか」を重視しますので、色彩検定を取得することによって企業からの評価が高まりやすくなります。
資格取得が目的で無くても勉強を通じて色に関する豊富な知識が身に付くため、少しでも興味があれば検討してみると良いでしょう。
まとめ
ここまでイラストレーターが取っておきたい資格を紹介させて頂きました。
今回紹介させて頂いた３つの資格はイラストレーターとしての今後の道をより良くしていくものです。
これから長期的にイラストレーターの道を歩んで行くという方は、是非とも資格取得を検討して下さい。